BMに立ち。

今は住宅以外の設計はほとんど請けていない。
かれこれ20年くらいまえは、昼間は防衛省(昔は防衛庁だったよね)の仕事をして、夜は恵比寿にクラブをつくったり、カフェやレストランをつくりながら、同時にマンションの大規模修繕をやったりしていたな。
 
店舗というか、施設というか、その手の仕事は住宅設計とはかなり違った部分があるが、ぼくは正直かなり得意だし本当は好き。
ということで今、学習塾をつくる。
今回は4回目の開校であり、今までの物件の中で最大の塾になる。
完成イメージを学長と共有してたら、、、もうすでに生徒さんの笑顔が見えているらしい。
サスガだな! なんか、、、嬉しい。
 
この手の施設で最も大切なのは、消防。
先日、消防署に行って消防設備や避難経路のチェックを受けてきたのでそれを元に主要部分をつめた。
解体工事が終わり、さっそく仮墨出しをしてきた。
ここで、描いた設計図書のイメージを実寸に落とし込んでみる。
夕方だったこともあり三人の監督がパパパっと線をひいてくれた。
 
BM(ベンチマーク=基準点、水準点)に立ち、そこで目を瞑ってみると完成のイメージが浮かび上がる。
近未来じゃなく、VRゴーグルをかければ一瞬で表れる時代が来ているけど、ぼくはこの感覚を楽しみたいな。
大きく身振り手振りをしながらね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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北欧の空から。

時が止まった。
 
13年前、
まだリノベーションという言葉を使うことが少なかった頃、ご自宅を全面リフォームしたいというご要望を頂戴した。
ぼくらは当時からそのような案件をかなり手がけていたけれど、世の中的にも、融資をお願いする銀行にも、それほどまだ認知はされてなかった。
ぼくらがこのような大規模リフォームを手がけるとき、何よりも先に伝えなくてはならないことは、大きなお金がかかってしまうということ。内容の説明をしっかりとして、お客さまの不安を取り除くことが必須だった。しかし、この家のご家族はそれをはなから理解してくださって、逆にぼくらのお金の不安を一瞬で払拭してくださった。ご主人は、三人の子育てを頑張っている奥さまに、最良な生活を与えてあげたいという強い思いを持たれていたのをぼくは感じた。そう、奥さまのご要望には少しだけこだわりが在られたから。
ヤコブソンランプ、イサムノグチのテーブル、自然素材、本物の北欧を求め、そこに愛する家族が仲良く暮らせる家をつくってほしいと。
家族の時間を最も大切にされていた奥さまはとても柔らかく、常に三人の子供たちを優しく包み込み、子供たちもまたそれを誇らしげに態度で示してくれた。
そんな家族の思いを叶えるべく、ぼくは柔らかな線でデザインを描き、それを持ってご主人の仕事帰りによくスタバで打ち合わせをした。
ご提案した内容は大きな金額だったけど、ご主人は何一つ躊躇せずぼくらを信じてくださって、そしてそれは家族を思うという本当の証だった。
そんな素晴らしい思いを背負い、ぼくは一生懸命設計した。そしてスタッフ一同一生懸命この要望を叶えようと取り組んだ。
 
 
完成した家にぼくはすごく自信があった。
各部にこだわり、最良の材料を使わせていただき、凄腕の技術を持つ職人たちと共に、最高の家族の、最高の家をつくらせていただいた。
当時うちの会社で定番だった「完成見学会」には、それはそれは大勢の来場があり、この家のようにつくってほしいと何件も受注が入ったほどだった。
ありがたかった。当時も本当にありがたかったけど、それは今思い出しても変わらない思いだ。
 
 
 
 
 
 
 
2018年 夏
13年も経てば不具合も出るだろう、先日ご主人から電話が入った。
エアコンの調子が良くないと。
以前も何度となくメンテナンスには伺っていたので、監督の長谷川はすぐに現場へ駆けつけた。
夏、茹だるような暑さの中、待っていてくださったのは、末っ子のお兄ちゃん。
当時はお父さんに抱っこされて、キラキラなお目々を輝かせて、とてもプリティだった男の子も今は大学生。
お父さんに負けず劣らずしっかりと対応してくださったと。
そしてもう一方、待っていてくださるはずの奥さまは、、、
 
 
下の子が6年生のとき、逝ってしまったと。
永らくの闘病の末、その日が訪れてしまったと。
 
 
 
 
 
 
時が止まった。
身体が動かなくなった。
手が震え、声が震えるのを抑えられなかった。
長谷川から告げられた言葉は時を超え一瞬であの笑顔の日々を蘇らせた。
 
 
 
どうして時として空は大切な人を奪うのか。
必要とは到底思えない結果を露わにするのか。
 
 
ぼくの時計は、あの完成見学会が終わったあの時間、
みんなで食事を頂いたあの時間で完全に止まってしまっている。
夜遅くまで笑い語らい、皆が笑顔でいるその時間で止まってしまっている。
 
 
 
 
 
 
とても強かった。
子供たちは皆、とても強かった。
 
 
 
 
 
 
 
 
さまざまな時間が流れている。
時として、テープレコーダーの逆再生は、ぼくに何か大切なことを教えてくれている。
 
 
ぼくも強くなりたい。
ぼくを信じ、ぼくを頼ってくださった人をぼくは絶対に裏切らない。
そしてぼくの感謝の気持ちは一生変わることがない。
 
 
 
 
 
 
 
 
いまぼくは、デンマークへ向かう機内でこれを書いています。
あと45分で着陸するとアナウンスが入りました。
ぼくは奥さまが、この北欧住宅モアを応援してくださっている気がします。
13年前のあの日、奥さまと話した本当の北欧を今再び求めて。
 
 
 
このメッセージをご主人に捧げblog掲載の承諾を頂きました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
 
180801記
 
 
 
 
 
 
*BGM これを聞きながら書きました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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その容姿からは想像できないパワーは、話しをしてみたらすぐに感じた。
ぼくはこの業界で数十年生きてきて、それはそれはとても多くの建築士に出会ってきたけど、こんな衝撃は初めてだった。
しがらみやら何やらが多い中、とにかく貫いているのだ。ぶれてないのだ。
正直ぼくは、設計にもセンスにも多少なりとも自信があるし、ある意味かなり貫いているつもり。
しかしぼくの弱かった部分を全く持たず、建築士として、そして会社の代表として、ともすれば貫くのが困難なことまでを全て完璧に貫き続けていた姿には驚きを隠せなかった。
 
センスもしかり。
抜群のデザインセンス、接客のセンス、海外を見る目や生き様、言葉使いまでも。
ぼくがやりたかった、いや、以前まではやっていた設計手法を常とし、会社としてそれを守り続けていたことに心から感服した。
ある意味、悔しかった。そしてとても羨ましかった。
当たり前だが、設計方法には様々な考え方があり、好みや趣向性も際立つから一概に語ることはできないが、ぼくが目指していた「高性能」に「自然」と「エコ」、それに「住宅設計の本質」を併せ持った家をずっとつくり続けていた。
強いのだ。とにかく芯が通ってるのだ。
 
ぼくは十数年前、数々の北欧デザインを取り入れた。
ぼくは〇〇風や〇〇スタイルが大嫌いだから流行での北欧も毛嫌いし、真似なのだけど、真似ではない、デザイナーへのリスペクトやコンセプトを重視した、ある意味本質の設計を目指した。
そして2018年、今までのこの考え方にプラスして、この素晴らしい影響を与えてくれた方のおかげで、まったく新しい北欧が始まった。
基本性能は日本の基準に合えばいいという考えではなく、SDGsや環境先進国の世界基準で考える。
もちろん、得意とする日本の風土に完全にマッチした設計をベースにね。
優れた耐震構造、高断熱システム、エコロジカルで飽きのこないデザイン、etc,
安くて美味しい、とは言えないけど、きっと満足してもらえる家にした。
他社では絶対につくりたがらない、R&Dから生まれた手間のかかる高性能の家を提供していくことにした。
 
 
 
 
出逢いは遡ること4年前、ぼくの筋トレの先生から、それはそれはとてもステキな建築士さんがいると。
したがって彼女もかなりの「筋トレLady」だ。
小さく、細く、繊細、、、しかし強い。
そんなストイックな彼女はとても柔らかな物腰で語る。
 
 
「そこまでしなくても十分だ」と言う人がいても、フーセットには貫きたい理想があります。それは、過剰なコストをかけず、建物の美しさや快適性を損なわず、自然体でエネルギーを使わない暮らしができる家です。今までのようにのびのびと暮らしながらエコに取り組んでいける家を、一人でも多くの方にお届けしていきたいと思っています。
 
 
素晴らしき出逢いは人生を変える。
これを読んでくれているあなたにもどうか素晴らしき出逢いが訪れますように。
 
 
 
 
北欧住宅 MODER モア
第一弾の新築が完成しました。(完成見学会は春頃を予定しています。)
(株)フーセット、九州・福岡と共に、
東京・埼玉から対応範囲を広げていきます。
 
 
 

(株)フーセット
 
デンマークファミリーハウスグループ
 
北欧住宅 MODER モア
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2019 謹賀新年

昨年もたくさんの新しい出逢いと数年ぶりの再会があり、明るい新年を迎えることができました。
こうした新しい出逢いと再会は私たちに大きな力を授け、日々笑顔で過ごさせて頂くことと共に、設計士としての成長、そして人間としての成長をもたらせてくださいます。
毎年申し上げていることですが、年越しの仕事がある幸せを心より感謝するとともに、皆さまにおかれましては輝かしい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 
2019年 当社は今年、創業30周年を迎えることとなります。
これも偏に皆さまとの出逢いがあったからと心より感謝をしております。
 
 
 
私は思います。
私はデジタルが得意でテクノロジー好きなのですが、移りゆくスピードが増す昨今だからこそ、アナログ的な感覚を大切にしています。
伝統を重んじ、品を感じること、
そして常に先をみること、常に学び続けること、その「常に」を感じ実行することが根幹には必要だと感じています。
素晴らしいお客さまとの新たな出逢いや過去のお客さまとの再会、ステキなスタッフとの出逢い、私は偶然とは思えないこれらの出逢いに深い恩をいつも胸に抱き、今日までの日々を美しくしてくれたことへの感謝と、これからも変わってはいけない思いを守り続けながら、今日から先を生きて行こうと思っています。
この節目である30年を粛々と受け止め、今年も皆さまの役に立てるよう日々精進して参ります。
 
 
 
 
 
 
 
<北欧住宅 MODER モア> https://www.mscp.jp/moder/
内外W断熱工法 + 自然素材 + 北欧デザイン を基本設計にしたコンセプトラインを立ち上げました。
R&D、構想に3年以上をかけて、MODER NATUR(モア ナチュア) = 地球 を意識し、エコロジカルで優しい住宅をつくります。
これには大切な方からの多大な尽力がありました。
設計士として、人として、心から尊敬できる、完全に真が通った設計を貫き続けている福岡の設計事務所Huset 代表の中西さんと取締役の堀之内さんに心よりお礼を申し上げます。
 
 
<MS MAGAZIN・エムズマガジン> https://www.mscp.jp/magazine.html
HPの大規模なニューアルで、今までのオリジナルサイト、ハイクラス高級ラインのプロフーモ、そして北欧住宅モア、という3つのコンセプトにわかれ、そこにプラスして「MS MAGAZIN」というページが完成しました。
このページは私たちをもっと知って頂きたく、日々の活動をblogやSNSで、今まで手がけてきたもののコレクションや、デザインの考え方、そして私が撮りためてきた海外の旅の写真などをご覧頂ける「雑誌」のようにしてみました。
皆さまに楽しんで頂けるよう日々更新してまいります。
 
 
<profumo Hi Class Architecture・プロフーモ ハイクラス アーキテクチャ>https://www.mscp.jp/profumo/#1
アルマーニのようにエレガントで、
エルメスのように職人気質、
成功を掌るキーのすべては「本物」という世界観にあると感じます。
あなたが大切にしていることを感じ取り、あなたを成功へ導く住宅をつくります。
昨年度の新たな事例がアップされています。
 
 
<大切な仲間>
スタッフを増員をしました。
「一艘の船に乗るぼくらは家族であり、ぼくらを選んでくださったお客さまを最高の幸せに導くクルーである。」
今年、私たちは今までにない大きなミッションを掲げました。
” 我々と出会った方すべてを幸せに導き、自分たちも必ず幸せになる “
人は皆、幸せになる権利を持っています。
だからまず、相手を幸せに導き、そして自分へも幸せの訪れを待つ。
 
 
これをお読みの皆さまに大きな幸せが訪れますように。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 2019年 明治神宮にて、表参道R&D設計室に守護矢を。
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2018年末

最上級のお褒めの言葉とともに頂くさまざまなお品。
美味しそうな食べもの、お花、キャンドル、本、etc,
お客さまからこんなに沢山のプレゼントをもらえる設計事務所はウチだけ!とyokoちゃんが言ったのはスタッフ皆のモチベーションを上げたよな。
以前書いたブログを読み返したら、昔からのお客さまの笑顔が蘇った。
思いがけないプレゼントを開けたとき、飛び出すのは、あの時の出逢い、あの時の笑い声、そう、あの時の時間すべて。
この時ぼくは、都度自らの気持ちを引き締める。
この気持ちを常に胸に秘めるのだ。
 
 
 
振り返れば君がいて。
振り返ればエムズがいて。
ふと振り返ったときに私たちがいることで永遠の安心を感じて頂くことができたなら、、、
私たちエムズデザインはそんな企業であり在りたい。
 
皆さまが信じ支えてくださったことへのお礼は = ぼくらはずっとそばにいる、という約束。
オハナは家族、家族はずっとそばにいる。
 
 
私たちの家族へ、
素晴らしき年をお迎え下さいませ。
 
 
 
 
 
 
 
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大切な

感動しがちのぼくは、事あるごとに感動してしまい、その「事」の意味を探し、それを過去、未来へと繋げていく。
どうか健やかな あかちゃんが生まれてきますように。
どうかさらなる幸せの日が訪れますように。
いや、心配することはない、
産休に入る彼女の顔は、もうすっかりお母さんに成っていた。
 
 
うちの会社には、仕事もプロだが母としてもプロフェッショナルな先輩が大勢いるから、ぼくとしても大の安心で、しかもその先輩達は、自分の孫を授かるがごとく、すっかり小姑のようにセッセと世話を焼きはじめていた。とても楽しそうに。
 
最近まで進行中だったお客さまの引き継ぎも終わり、自分のデスクの前で、大きなおなかにちょこんと可愛らしいブランケットを掛けて、そこに温かな手を添えている姿はとても愛らしく、そのデスクの脇を通る皆を笑顔にしてくれていた。
 
まわりに居るぼくらができること、
当人からすれば、それはそれは小さいことだろう。
しかしぼくは、会社として何ができるか、その当人、家族、そしてお客さまにだってそう、
その人にどれだけのことができるか。
どれだけのことがしてあげられるか、と言うのは違って、こちらがどれだけのことがしたいか、であり、それは言い表しにくいが、恩返しのように感じる。
 
この小さな会社に出逢ってくれたこと、
この小さな出逢いこそが人をつくり、未来の幸せをつくるのだ。
 
 
 
とても小さな会社だから、
同じベクトルを持つスタッフを心から大切にする。
同じように、
とても小さな会社だから、
このベクトルに反応してくれたお客さまを徹底的に大切にする。
それも永遠に。
 
小さな会社だからできること、
それは、人間が本来持っている温かみが滲み出ている会社でいること。
湧き出る思いが人と人を愛でつなげてくれる会社でいること。
 
出逢ってくださった方の全てに幸せになってもらう。
笑顔をつくり出す企業として、お客さまへもスタッフへも、その思いは変わらない。
今までも、これからも。
 
産休を終え会社へ戻ってくる日には、彼女のデスクの横に、ベビーベッドを置く場所をつくっておこう。
新米ママのために、そして新米小姑のためにもね。
 
 
 
 
 
 
 
 
数日後、
そしてその日が来た。
送られてきた写真には、しっかりとした顔立ちのboy とてもハンサムメン!
小姑、小姑って、笑いものにしてたけど、ぼくもすっかりじーじ気分。
なんだろこの感じは?って、自分でも首を傾げながらメッチャ笑顔でいるぼくがいる。
 
 
ステキなお便りをありがとう。
ぼくらにも笑顔をくれてありがとう。
そして、
幸せです、って言ってくれて本当にありがとう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 kgg
 
 
 
 
 
 
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お掃除がままならない洗面台、
壊れかけているドアノブ、
この部屋は見ないで〜!と叫びながら、そっと扉を開けてくださるお施主さま。
 
様々な言い訳をしてくださるけど、ぼくに見えるものは、ここが経過した美しい時間。
痛みきった部分には、愛着が、
物置と化してしまった部屋には、感謝が、
ぼくから見れば、その場所すべてが輝いて見えてくる。
汚れていたり、壊れていたり、片付けがしきれなかったその場所へ、『ここで今まで頑張ってきたんだ、えらいよ!』と、そこまでの時間を褒めてあげたい、大切な歴史へ敬意を表したい。
 
 
『安心して、もう大丈夫。』
ぼくはお客さまとその家に向かって心の中で声をかけ一眼レフのシャッターを切る。
五尺三寸二分五厘、
ぼくらは寸分の狂いなく測(と)りたいと思っている。
それが、この家の歴史へのリスペクト。
その場所でのイメージするのはとても大切で、次々と出てくるアイデアを口にし、その場でどんどんパースにしていく。
場の持つ空気感、風の流れ、太陽の位置、音、匂いまでをも掴みたいからね。
こうして得させてもらった数十枚におよぶ現地写真と、きっちり採寸した図面、イメージパースなど、たくさんの大切な情報をお土産に、次は設計チーム全員でデザインミーティングをおこなうことになる。
 
 
図面を描くとき、目を瞑れば、スーッとあのときの空気が表れ途端にトリップできる。
すると、するりと自然に手が動く。
モーツァルトのように、頭の中で鳴っている楽曲をスラスラと五線譜に描いていくように、、、とはいかないけど、あの日、お客さまが照れ笑いされたときのお顔、窓からの風のながれ、空気、歴史、、、そのすべてを取り入れて創り上げたプレゼンからは、オーラのような、見えない何かが感じられたら嬉しい。
それはそれはとても烏滸がましいが、今までの生活とは全く違った世界を魅せてあげられたら、それはそれはぼくらの本望かもしれない。
そしてもし、あなたがその世界に身を置くことを決めてくださったなら、、、
ぼくらはいつもそんな夢を追いかけている。
 
 
 
 
 
 
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六月記

うっとうしいとか、生憎とか、好まれない表現が多い梅雨。
湿度が多くじめじめしたり、事故も増えたりするからそれだけじゃないことはわかっているが、当たり前だけど雨は大切。
ひと雨ごとに新緑の美しさが増す春の長雨とは違い、草も木も徐々に緑の濃さを蓄えたから目にも見慣れてしまったが、ぼくはこの時期の雨が好き。
きっと多くの人が感じているだろうけど、雨の日の落ち着く感じは特にね。思い出もたくさんあるし。
 
時として、どちらが良くて、どちらが悪いとか言う場合も多々あるが、晴れの日は良くて、
雨の日は悪い、みたいな言い方には気を遣いたい。
ぼくは、雨を嫌う表現は好きではないから。
傘を持たずに出てしまった時でも、
ピカピカに洗車したばかりでも、
自分の何かが足りなかった訳で、雨のせいではないと。
雨は沢山の食物を、沢山の恵みをもたらしてくれるのだから。
アタリマエだが、晴れも雨もそのすべてが必要なのだから。
 
「雨なのでお足元気をつけて、」
 
防ぐことのできない訪れにはこちらが気を回し注意することだけで良い気がする。
一つの出来事の訪れには、静と動、表と裏、プラスとマイナスがある気がするから、常にその両方を見失わないようにしたいな。
そんな嫌われ気味の梅雨も7月下旬になれば自然に明けてしまう。
外が晴れればすぐ外に出たくなるぼくだから、梅雨前線が南下するまでのこの時期は雨の日をありがたく過ごすことにしている。
 
 
雨の日は、雨の日の装いを、
晴れの日と同じように、雨にも感謝を。
 
 
 
 
 
 
 
 
rokugatuki
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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その魅力だけ

僕らがつくれる部分は「家」というほんの一部分のもの。
本物の息吹を吹き込むのは、、、
 
そこに住まう、あなた。
そう、あなたしかできない。
 
住み始めて、しばらくしてお伺いしたときに感じること。
それは、熟成されるというか、キレイに発色してるというか、
その人の色になっていくのだ。
その魅力だけは、僕らがつくれないものなのだ。
 
また美しい家が増えました。
ありがとうございます。
 
 
 
 
nky
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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青空が気持ちよかったから、事務所を出てモスで休憩した。
午後一で待ち合わせがあり、素晴らしい出逢いだった。
追いかけ続ければ、、、
夢は来ると思った。
 
ありがとうございます。
 
 
 
 
 
omote~
 
 
 
 
 
 
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