いい笑顔日記」カテゴリーアーカイブ

このご縁に心から感謝致します。
Tak skal du have !
 
 
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*以下は私たちエムズデザインのSNS告知より。
 
日本橋 高島屋S.C.にて
「ていねいに美しく暮らす北欧デザイン展」
 
本日3月1日から21日まで、日本橋高島屋S.C.にて「ていねいに美しく暮らす北欧デザイン展」が開かれます。
数々の美しい家具などを始め、私たちエムズデザインの”北欧の家モアナチュア”で使用しているデンマークの木製窓や床材を使ったお部屋なども展示され、日本に居ながら北欧の時間の経過を楽しむことができ、その陽射しの変化と灯りの演出などを感じていただけます。
 
私たちエムズデザインでは、今回お声かけをいただき、小さいスペースですが私たちの”北欧の家モアナチュア”の新版小冊子を会場にご準備いたしました。
私たちの北欧旅行記なども載っていますので、ぜひこの機会にお手に取っていただければと思います。
 
そして今、”北欧の家モアナチュア”の資料をご請求をいただきました方には、こちらの展覧会のチケット2枚を特別にプレゼントさせて頂きます。
数に限りがございますので配布終了の際はご了承ください。お早目のご連絡をお待ちしております。
また、既存のお客様でご希望の皆様には優先してお送りさせていただきます。
ご遠慮なくお知らせくださいませ。
 
私たちエムズデザインのスタッフも楽しみにしています。
もしかしたら会場でお目にかかれたら楽しいですね!
 
 
(新しいウィンドウが開きます)
 
 
 
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節分祭

 
今日私たちも節分を迎え、明日からの春を歓迎しました。
私は三十年以上前に興しそれ以来この会社を続けておりますが、今回初めて我がスタッフ全員を私の実家に代々伝わる”節分祭”に誘ってみましたら喜んで来てくれて、全員で春の訪れを迎えることができました。(私の実家は寺)
 
 
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節分はご存じの通り、お豆をまいて明日からの春を歓迎するのだが、当院ではお越しくださったご年配の年男、年女の方から順に「福は〜ウチ」とお豆をまいていただく。
昔からお越しくださっている方達はやはり何の躊躇もなく大きなお声で「福は〜ウチ」と言いながらパーっとお豆をまかれるのだが、ウチのスタッフは普段はほとんど大声を張り上げて何かを叫ぶ!なんてことは無いからちょっと照れくさそうにしている。だからぼくが先陣切って野太い声で「福は〜〜〜〜ウチ〜〜〜〜!」なんて叫んじゃったら皆も楽しくなっちゃって、笑顔いっぱいでお豆をまいてくれた。
キャッキャ言いながら皆で仲良くお豆をまいてたから、きっと鬼さんも「ダメだこりゃ!」って、いかりや長介のように言って去って行ってくれるかな。古 と思った。
 
 
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明日からはもう春、
私たちエムズデザインは昨年末からのステキな家のラストスパートを名残惜しみながらお納めし、この春には昨年から温めてきたいくつかの新しい現場がスタートします。
 
すべてが美しく清らかで、品のある家、
そんなすべての家を一つ一つ丁寧に考え、渾身の思いを込めて設計&デザインしました。
豊かな家は、高機能なのに、優しくて柔らかい、そんな自然美が溢れる新しい生活をお楽しみくださいませ。
 
 
 
 
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今日、ウチのスタッフの1月1日バースデイのお祝いを少し遅れで行いました。
エムズデザインではスタッフの誕生日を必ず全員で祝います。
ぼくがお隣の花屋さんで花を摘み、皆がその子の好みのおやつとお茶で一時を過ごします。
お誕生日おめでとう。
 
 
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幸せなのは、仲間が全員で大切な一人のバースデイを祝えること。
一言でいうと、こうなってしまうのだが、ぼくが言いたいのは、このバースデイの主人公一人のことを祝ってあげたいと思う気持ちが浮かばない人がウチには誰一人いないというステキな仲間達だということ。
 
言い換えれば、普通、人はバースデイと聞けば、それがたとえ本気で思っていなくても誰もが必ず「おめでとう!」と言うだろう。
しかしそれが口先だけでなく、それを自分の愛する人へ言うように、その言葉を本気で言えるということ、本心で思えているということが、ぼくはその場の空気でわかる。
あの人のは祝いたくない、面倒くさい、なんで会社でやるの?などと思う人が一人たりともウチには居ないということだ。
 
愛する人を祝うこと、大切な人を祝うこと、
自分の子供を祝うように、自分の家族を祝うように、
愛する人に喜んでもらいたいと思う気持ちの時、現れてくる何かがあるのがわかる。
と同じ空気が流れているのがわかる。
誰一人その想いが欠けることなく思えることは、この場所にとてつもない大きな豊かさという何かが溢れているからかもしれない。
日々何も変わりなく過ぎてゆくことが本当の幸せだからこそ、この大切な想いを持つことができるからかもしれない。
 
 
幸せとは、人に何かをしてあげたい、と思ったときに現れてくれるオーロラのよう。
空に浮かぶその揺らぎはその人を魅了し、美しい色に染め、澄んだ空気で包み込む。
自分の幸せは、相手の幸せ、
今日もまた、祝う人と祝われる人を、その美しいオーロラが現れて包み込んでくれた。
 
 
 
 
 
 
 
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2023 卯年 元旦

2023 卯年
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
 
毎年語ること、それは年越しのお仕事に抱かれて新年を迎えられることへの感謝。
どうもありがとうございます。
 
 
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そこに打刻する、新しい時代へ代わるための節目
 
月日がただ淡々といつも通り流れていくことの幸せを感じている。
そこに人間は”節目”というしるしを設けて、それを祝ったり、整えたり、そこから勇気をもらったりしているんじゃないかと思う。
本当は自然界がつくり出した何らかのきっかけを誰かが節目としたのだろうけど、それを現代でも受け継いでいる事はぼくにとって、とてもありがたく良き風習に感じるし、ぼくはその節目で何かをするのが好きなんだ。
 
自然が教えてくれて、先人達が決めてくれた節目を今をも持って生きること。
それは常に気にしていなければいけないことではないけど、それを両親から教わり、自らが守り、そしてそれを子供へと渡していきたいと思ってる。
ぼくの仕事は建築士として、ぼくらに依頼してくださる方のご家族やそのご先祖さまが守ってきた土地や家をただ引き継ぐだけでなく、同時にそういった、その家だけに受け継がれてきた思いや出来事を節目にして渡していく仕事のように思える。
 
このご夫婦は、なぜまた実家に戻ってきたのか?
なぜ新築することを選び、古い家を建て直そうと思ったのか?
もしくは、なぜ新築ではなく、大がかりにリフォームして新しい生活を送ることにしたのか?
はたまたぼくもそうだが、親から受け継いだ家(土地)でなくても、何らかのきっかけでその地に巡り会い、新しく家を新調し、真新しい世界へ行こうとしているのを身を持って感じている。
それがすべて良いことだという気持ちもない。
もしかしたらネガティブな理由からどうにもならなくって、でも前を向かなければ、と一念発起してその思いを節目としたことだってぼくは何件も知っている。
 
ならばそこに、あなたが勇気を持って新しく打刻した節目を僕は心から称えたい。
あなた自らが創り出した節目をぼくは大切に共有したい。
それは周りから見れば大きな節目ではないかもしれない、
まだ産毛の生えた生まれたての節目かもしれない、
例えそれがあなただけの節目でも、ぼくはぼくらとの大事な節目として大切にする。
 
 
”エムズデザインは家をつくるだけではない
たった一人のあなただけの新しい世界と豊かなライフスタイルをつくるのだ”
 
 
 
2023年
本年もご依頼者様の節目を大切に考えながら、あなただけの新しい世界を創り出して行きます。
林正晃
 
 
 
 
 
 
私が高熱でうなされている元旦の早朝、
エムズデザインを代表して新しい世界をつくるべく、常務とスタッフが初詣に行ってくれました。 
ありがとう。
230101
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2022の終わりに。

今年一年お世話になった方々に心よりお礼を申し上げます。
私たちを信じてくださった沢山のお客さま
心強いパートナー会社の皆さま
ずっといつも私たちのすべてを支えてくださる今までの’ohanaの皆さま
 
本年も大変お世話になりましてありがとうございました。
 
 
 
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以下、
私たちのニュースレター・冬至号に書いたものになります。
 
 振り返ろう、
今年一年だけではなく、一人の若造が誰かの役に立ちたいと願って走り出した1989年から今年で34年目、法人格となって第20期を迎えることができた組織人として、その過去を振り返ろう。
 
二十代の若き日、知り合いの業者など片手で数えられるほどしか無い中、タウンページを開き、工務店や設計事務所、ハウスメーカー、不動産屋にまで足を棒にして歩きまわり、どうしても仕事が欲しくて、ぼくに仕事をください、と毎日頭を下げまくった。
打たれても、門前払いされても、一時は挫けそうになるのだが、それでも前に進めたのは、何故だかわからない少しの自信だけがあったからかもしれない。
やっとの思いで頂いた仕事は、誰がこの値段でやるんだ?と言われるくらい安く叩かれ、それでも仕事がしたくて、それならばと自らの効率を見直し時間を味方にし、最安値で仕入れられるルートを確立し、とにかくお客様やクライアントに重宝がられるように様々な術を磨いた。
それでも仕事が無い日はたくさんあって、そんな日は朝から洗車をした。
最初は鼻歌まじりでも、一通り洗って水滴を拭き終わり、クルマがピカピカになる頃にはぼくはだんだん無言になっていった。
それでも天気のいい日はそれで良いけれど、雨の日は6畳の事務所を掃除して半ドンで終わった日もあった。
 
そんな日々だったけどぼくの未来は明るい気がしてならなかった。
少しずつお金を貯めて買ったMUTOHの平行定規で夜な夜な線を引き続け腕を磨きたいと願った。
時間が空けば図書館に行き、高くて買えない本を読みまくった。
図書館が好きすぎて、おにぎりを持って通った日もあった。すっごく楽しかった。
海外のデザイン書は時間を忘れさせてくれた。中でもTASCHENの本が好きで、そこには全く見たことのない美しい世界がこれでもかと載っていて、どの本を見てもワクワクが止まらずどんどん引き込まれて行った。
その時買った美しい本も、文具屋の片隅にぶら下がって売っていた¥980の電卓も、ロットリングのシャープペンも、今はベージュ色に色あせちゃった三スケも、すべてぼくの未来を創り出す大きな味方に感じた。
 
そして世の中は間もなくパソコンの時代に入り、ぼくは真っ先に飛びついていく。
DOSからWindows3.1に移る頃、巷のウインドウズ騒ぎを横目に、ぼくはローンを組んでMacintosh(現appleのマック) を買った。何故ならぼくはまだ音楽に未練タラタラだったから。
MIDIシーケンサーのPerformerという音楽制作ソフトが大好きで、シンセを使って打ち込みをいっぱいやっていた。(今でいうDTM)
仕事では、今ウチが使っているVectorworksというCADは、その当時MiniCadというマッキントッシュ専用のCADだった。だからウチの会社のCADが今もVectorworksなのはその名残だし、どうしても使いたかったAdobe Photoshopも当初はMacintosh専用だったと記憶している。
その3つを使っているぼくは、なんの根拠も無いんだけど、見たこともない輝かしい未来にどんどん近づいていく気がした。
 
 
話は少しずれたが、
ぼくは”今”というクルマに乗り、”思い出”という道を振り返るドライブをすると、あの時見た景色が、本当は今も変わらないのではないか、と錯覚してしまう。
それはぼくの芯がブレていない、といえば格好いいし、先を見ていたゼ、なんて生意気も言えるのかもしれないが、まったくそうではない。
時代は変化し、景色は移り変わるのだ、それは事実として。
だからこそぼくは、それを常に認め変化に対応してきただけな気がする。
 
 
 見える景色は、起きた現実
 望む未来は、行くべき場所
 
 
日々の時間を大切にすると見えてくるもの、
それは、”常に変化をし続ける者”だけに見せてくれるものかもしれない。
大きく背伸びすることなく、ただ淡々と過ぎる毎日に感謝をすることで、その幸せを見せてくれるのかもしれない。
だからだろうか、
昨年から今年、ここに見えた景色は幻かのように素晴らしいものばかりだった。
 
 
 
まず、
とても多くのお客様からのご依頼に心から感謝しております。
本当はお一人お一人お名前を挙げてお礼を言いたいくらいミラクルな出逢いばかりが続き、それこそが私たちが心底望んでいたことです。
エムズデザインのスタッフや仲間達が生活できるのも多くのご依頼者様があってこそのことと常に感じております。心からお礼を申し上げます。
 
そして今日ここに、私自身が嬉しかったことを書き綴らせてください。
 
1,
所沢市より、所沢市技能功労者賞を頂きました。 
建築図面作成(設計)にて。  令和4年11月
 
2,
所沢市内の中学校からのご依頼で、中学一年生が企業見学に来てくださいました。  令和4年10月
 
3,
某国立大学からのご依頼で、就職活動前の建築学科二年生に向けて登壇し講義をさせて頂きました。  令和3年10月 
 
 
 
 
 
掌に乗せても見えないくらい小さな砂の粒でも少しずつ溜まっていくことで形を現してくれる。
本当は、もっと早くとか、まだこんななのかとか、焦ったり思ったりしてしまいがちだけど、ぼくにはこのスピードが似合っているみたい。
ならば、少しずつでもその砂の粒を掌に乗せていき、これからも変わり続けていくことを誓う。
思い通りに行かない時は、そっちが正解だったのだと思い直して、笑って、楽しんで、その現実を受け入れて生きようと思う。
そして大切な時間を、大好きな人達と、ステキな景色を見ながら生きようと思う。
 
 
今に感謝しています。
皆にお礼を
皆に感謝を
 
 
所沢市からこの歴史ある技能功労者として表彰されたことは、無我夢中で走ってきた私にとって大きな自信を与えてくれました。
ここに皆様へ心からお礼を申し上げます。ありがとうございます。
 
林正晃
 
 
 
 
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1,所沢市技能功労者表彰式
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令和四年度、所沢市技能功労者表彰式にて。
 建築図面作成(設計)  令和4年11月13日付
 
この表彰式は、所沢市役所大会議室で行われました。
市役所の職員さまに聞いたところ、この表彰は40年以上も前から、各界で活躍されている方々の中から特に功績顕著な方を所沢市功労者表彰規則に基づき決定されているとのことでした。
 
 以下、エムズデザインのInstagramより
代表の林はこれまでこのエムズデザインにて1989年の創業以来、同じ仕事を30年以上続け、部下や後輩を育てながらも自身の技能の研さんに励み続けた成果であり、その賜物だと思っております。
今後も代表 林をはじめ社員一同、更なる技術向上と地域への貢献活動を進めていく所存で御座います。
引き続き、お客様、関係者皆様と共に新たな時代へと向かいたく存じますので、変わらぬご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
 
 
 
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次の日、エムズデザイン社員一同もお祝いをしてくれました。
照れくささ全開のハニカミ 笑
 
 
 
 
 
 
 
2,市内の中学校より5名の生徒さんの職場体験訪問
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所沢市立の中学校、5名の生徒さんが”職場訪問”でお越しくださいました。
「様々な職業が存在するのは何故だろう?」
「人は何故働くのだろう?」
 
私たちは中学校のこの目的に、どのように取り組んでいくかを話し合いました。
その中で、今回職場訪問に行く事業所は先生が選んだ訳でなく、生徒さん達ご自身が見つけて選んでくれた、という旨を最大限に考え、私たちエムズデザインの思いの一つでもある<大人になることは楽しい、仕事をすることで自らが喜びを得る>という主旨のもと、Q&Aには私たちなりの回答と、少しだけですが日々の仕事体験をしてもらうことにしました。
最後には建築模型を作ってもらって終わりました。
 
そして嬉しいことに2023年には、この日の内容を生徒さんが校内でお披露目する、職場訪問発表会へご招待頂きました。
今から社員一同楽しみです!
 
 
 
 
 
 
 
3.某国立大学より、建築学部二年生へ向けての講義
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この講義は某国立大学からの要請で、建築を学ぶ二年生に向けて、学生さん側が企業に出向いてインターンを受ける通常の形ではなく、学校側から依頼された数社の企業が生徒さん方に向けてそれぞれの講義をする、という形で行われました。
当初は私が学校に招かれ、大きな講堂で行う予定でしたが、この感染状況では生徒さんを登校させるわけにいかないということで、完全リモート講義になりました。
 
講義は二時間。
最初はそんなに長く話せるかな…なんて思いましたが、なんてことはない!
建築を志す若者に向けて、私なりのシナリオを一気に書き上げました。
講義後には思わぬ形でご感想文を頂きとても感激しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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Christmasへ向かう光景

Driving home for Christmasが流れるオフィスでぼくは真新しいツリーをほどく。
スタッフが皆でキャンドルの包装紙を一つずつ丁寧にはずしてそれを飾る姿に、ずっとぼくはこの光景が欲しかったのだと感じた。
 
そう、これこそがぼくが本当に欲しかった光景、
そんな皆が笑顔の姿は優しく輝いて見えた。
 
少しかすれた歌声
主旋律のように唄うピアノ
流れるようなオブリガートをストリングスが奏でると、
家路を急ぐ車のテールランプがイルミネーションに見える気がする。
 
シャッフルのリズム
ルートを追うベース
途中、チャイムが鳴りはじめると皆は魔法にかかっていく
 
この時間と共に、この小さなツリーが、ここを訪れてくださるお客様やスタッフ、そして我が家族に幸せを運んでくれるようにと願う。
 
そう、
今日みんなでキャンドルに火を灯そう
大切な人を思い出すクリスマス
大切な人と一緒に過ごしていくクリスマス
 
大切なオハナ
メリークリスマス✨
 
 
 
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(YouTube 音楽が流れます)
 
 
 
 
 
 
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この曲を聴きながら書きました。
よろしければご一緒に…

(YouTube 音楽が流れます)
 
 
 
こんなにも幸せでイイのだろうか、とお客さまと未来を語っているとき、そう思う。
こんなにも幸せでイイのだろうか、と仲間と笑っているとき、そう思う。
 
 
もしぼくが、アカデミー賞受賞の舞台に立ったなら、
今まで支えてくださったお客さまの名前を真っ先に挙げ感謝を伝えるだろう。
そして次に、
これを受賞したのはぼくではなく、ここに居る仲間みんななんだ、と言葉を贈るだろう。
 
ご信頼をくださること、
信じてくださること、
そして、私たちを愛してくださること。
 
工事をしてくれている仲間も、商社の担当者も皆、ぼくらとお客さまの素晴らしい未来を創っていく本当の心の友。
我が社の若手達は、これ以上真面目な若者が居るのか?と思うほど成長著しく、
脂がのりきったベテラン達は大切なお客さまの未来を創造することに身を捧げる日々、
我々は今そんな舞台に立っている。
 
 
 
あとどのくらいだろうか、
ぼくの人生の幕が下りる時、こんなことを思い出したい。
今まで支えてくださった方々が次々と夢枕に表れてくれて、
ステキなお客さまや仲間と笑いあった日々が走馬灯のように流れてくれたら…
それと一緒に、愛する家族と過ごしたかけがえのない思い出も走ってくれたら…
 
今ぼくは、過ごす毎日にそんな感情が浮かぶ。
辛かったあの頃、奥歯を食いしばった日々はいつしか去り、目を閉じると見える、ずっと思い描いていた淡いスケッチが日に日に鮮明になっていく。
叶っていくということか、
それは楽しくて、嬉しくて、幸せで、、、
この世にもしも”幸せエネルギー”というものがあるのなら、
きっとぼくから今、それが最大に出まくっていると思う。
 
 
今日まで出逢ったお客さまに感謝しています。
あなたはぼくらを成長させてくださいました。
感謝をしてもしきれません。
 
そして今進行中のお客さま、
唯一ぼくにできること、それは、
あなたの人生を豊かにする最高の設計とデザインをすることです。
 
 
この感覚、
感謝の上の夏休み
明日からお休みを頂きます。
 
ありがとうございます。
 
 
 
 
 
数ヶ月blogをアップしませんでした。
満ち足りた日々を送り、
心から幸せを楽しんでいました。
 
 
 
今日の終わりに、
窓から少しだけ涼しい風が入る
今夜はこの感謝のまま寝よう
このステキな曲と。
 
 
la fin du jour 今日の終わり
 
220809
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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コロナになりめっきり減ってしまった建築士会の役員会が久しぶりに先日開かれた。
内容は令和四年度通常総会、三年度事業報告と収支決算報告、そして会計監査。
会計部長のぼくは、毎年この監査会のために諸活動を行っているが、ここ数年、会員の減少を大きく感じている。
原因は新入会員が少ないのもそうだが、諸先輩方の卒業や身体的なご都合等でやむを得なく退会なさることが多い。
新会員を募ったりするのもぼくら役員の役目なのはわかっているのだが、ここ数年の役員選出でもその難しさが現れているのも事実な気がする。
そして、55歳にもなってしまったぼくがいつまで経っても若い衆なのも今後の部会を考えるとどうなのだろうかと思う。いろいろと頑張らねば。
 
この日、新年度へ向けての役員改正(案)が行われた。
現部会長はその大役を掌るにふさわしい方で、ぼくは部会の中だけでなく、お仕事でも大変お世話になることが多かったのもあってとても頼りにしていた。
このコロナ禍の大事にも関わらず一貫してその任務を継続し、その上活躍は多岐にわたり、士会のみならず様々な場所でもご活動なされ、何の滞りなく進められたのは現部会長だからこそだろう。
いつも感謝してます!
ありがとうございます、お疲れさまでした。
 
そして、今年度の新しい部会長は旧部会長直々の任命であり、その選択はそこに居た幹部全員がまずは満場一致で賛成された。
ぼくはこの新部会長をとても信頼している。
仕事への立ち振る舞い、部会への想い、そして仲間への熱い思いやりを…
困ったときには一緒に寄り添ってくれて、年上風を吹かせることなくステキなアドバイスをくださるのだ。
ぼくは信頼を超し、尊敬をしている。
他にも、この改正で本当に信頼できる方達が大役に就かれた。心から嬉しい。
そして、ぼくもずっと建築士会で僅かながら色々な任務をさせて頂いていているが、今回の改正でも変わらず会計部長を継続することになった。
 
 
不安定な世はまだ続いているが、建築士会も新しい時代に相応しく役員改正がおこなわれ、今までより一層、建築業界の活性や安定と共に、建築士がより良い日本をつくれるようぼくも微力ながら従事して行きます。
 
 
 
 
 
 
kenchikushikai
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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入社式 2022

ご挨拶
愛する’ohana の皆さま いつもありがとうございます。
このblogをご覧頂いている未だ見ぬあなたさま ありがとうございます。
 
私たちエムズデザインは本日、令和四年度入社式を執り行いました。
新卒生の採用を始めて本年で四年、
また新たな若い力が加わることになりました。
これも偏に今まで支えてくださったお客さまあってこその結果、
私、そして社員一同心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
更に常に人を思いやり、広く深い知識と安全で巧みな技術を更に磨きをかけ精進して参ります。
新編成になった今日からのエムズデザインをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
 
林 正晃
 
 
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新しいMacBookPro 、27inchモニター、ヘルメットにジャンパー、そして名刺、、、
新入社員への真新しい箱が彼らの机の上に揃っていく度に、既にこの入社式を経験した若手先輩達は、自身が入社した頃の思い出と、今新たに、今度は新入社員を迎えるためにしなければならない自分の行動とを行ったり来たりして日々落ち着かぬ様子だった。
昨年度新卒入社の一番若手のスタッフは年明け一月になった途端、急に後輩の入社を意識しだしたのか、いま自分が任されている仕事だけでなく、周りの仲間の状況や、未来を見据えた行動が目立つようになった。
またその一年上と二年上の先輩二人も、今年は何かソワソワなのか、事あるごとに「新入社員が来たらさぁ、、、」と、この言葉と共に自分達も心づもりをしているようだった。
 
しかしその思いは長年居るスタッフ達も一緒で、ある者は「私からの想い…」と言って春色の美しい花束をカウンターに飾り、またある者はオリエンテーションを「少しでも緊張せずに…」との思いから美味しい料理で迎える準備をした。
 
そんな今回の入社式は、新しい時代への大きな節目として若手達自身がとても大切にしてくれた。
先に述べたように一、二、三年上の新米先輩達はそれぞれワクワクとソワソワという見えない感情の中、その言葉通り、見ることのできない形の無い何かを創り上げようとしているのがわかった。
そう、それは新時代のエムズデザイン。
それを感じ取ってくれるお客さまのために、更に魅力ある企業になるために、我々大人達が三十数年守ってきた大切なmsism(エムズイズム)に新しい時代の力をプラスし常にアップデートしていくという。
 
今日、その若手達はぼくらとは少しだけ異なる輝き方を見せた。
そしてぼくら長年のスタッフは落ち着いた様子でその若手三人を見つめ、
その若手三人は、新しく入った二人の輝いた眼差しを見つめていた。
 
 
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新入社員の二人へ
 
今日、君が今まで学んできたことを実践する時が訪れた。
 
君は小さな会社を選んだ。
吹けば飛ぶような小さな会社という言葉を逆手に取れば、この小ささ故に、お客さまやスタッフ同士がこれほどまでに細やかな気遣いができ、繊細で人懐っこく、思いも寄らない柔軟な対応ができる会社はどこにも無いと、堂々と胸を張ろう。
しかし私はそれを誇るに当たり必ず必要なことがあると思っている。
それは ”知識と技術 & 人間力” 
設計・デザインは、一見華やかに見えるその姿とは真逆に、学びを止めることなく多岐にわたる知識を習得し、尚且つ泥臭い地道な作業と努力を続けなければならない仕事だと思っている。
その上で、人間一人一人のチカラはとても小さい、というのも知っている。
それら様々な事を理解し、意識し続けることで、私が常に言う”必要とされる人になる”ことができるのではないかと感じている。
 
この先君が進む道には沢山の魑魅魍魎が現れ容赦なく襲いかかってくることだろう。
時には迷い、時には不安になり、自分は一人なんじゃないかな…って、寂しくなることだってあるかもしれない。
しかし心配は無用だ。
君が選んだその道を、君が進むべきその道を、もうとっくに歩み進んだ先輩達がここにいる。
それを経験した先輩達がたくさんいるんだ。
今まで君が守ってきたものが、自分、親、家族、友達、だとすれば、今日から君が守るべきものは、それにプラスして、ここに居る仲間、そして我々を選んでくださった大切なお客さまとなる。
それら全てを守ろうとしている君を、それをこれから守っていく君の姿を、私や先輩は全身全霊を込めて守る。
 
大いに羽ばたいてほしい
新しい時代へのスタートラインを今日超えたのだから
 
 
 
今日から君たちと過ごせる時間を楽しみにしていました。
おめでとうございます。
ようこそエムズデザインへ
 
 
 
 
 
 
 
 
n2022
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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弥生の月のcertificate

娘がすべての学業を終えて世に羽ばたいていく。
一生学びの道が途絶えることはあり得ぬことと、今もう既にこの歳でも理解しているだろうけど、それでもこの弥生の月、今日まで歩んだ十数年の学業生活卒業という節目を持って自らを褒めてあげてほしい。
 
物心つかぬであろう幼き日から彼女は、頼りなき父を知ってか知らぬか、備え持った繊細で敏感な感覚から、自分はしっかりしなくちゃ!という、いわゆるお姉さんらしさを身に付けていた。
ありがちな子供故の我が儘を言ったり変に甘えることをせず、親を困らせる事などもほとんど無く、この子本当にぼくの子か?と笑い疑った日もあった。
首が座るか座らぬかの生まれて間もない弟をお人形さんのように抱っこしては「カワイイカワイイ」と揺すり、私はママよ、と言わんばかりにお母さんに成りきってみたり、自分が喜んだり笑ったりすることで周りの人たちはみんな笑顔になる、ということを察知してか、ぼくら夫婦の喧嘩が始まるとすぐ横に来てちょこんと首を傾げ、無理やりつくったニコニコを見せつけて「美味しい顔〜(*^_^*)」と笑顔を誘った。
 
そんな春咲く花のような笑顔の幼少期を超えた小学生のある日、少しだけ大きな病を患った。
仕事から帰ったぼくは妻からその言葉を聞き愕然とした。
テレビで見るような専門病院はとても冷ややかで、静まりかえった廊下から時折聞こえる小児病棟の子の声が娘の声とダブってぼくの頭の中は真っ白になり、その時初めて心の底からぼくの命と引き換えてほしいと願った。
妻の親は、どうして我が孫がと崩れ、遠い地に住む自分達を悔やみ、それでも居ても立っても居られずに人伝いに回復への道を探り、とうとう神々にまで祈りを捧げてくれた。
 
時は経ち、無事中学に入学した彼女は、志望校などというさぞかし自分が行きたくて決めたような目標に向かって進んではくれていたが、実際は、自分は本当にそこが良いのか、などと判断できぬ歳かも知れないのに、しかしこれも親の願い、と親を思う幼心が彼女のすべてを突き動かしてくれていたのではないだろうか。
それでも心身共にお姉さんになっていく娘は、ある冬の始まりにぼくの小さな夢を叶えてくれた。
”悲愴 第二楽章”
ピアノ発表会でこの曲を演奏してくれた彼女は、ぼくのベートーベン好きを知るからこの曲を選んでくれたのだろうか、はたまた自らもこの曲の何かを感じたからなのだろうか。
奏でる旋律はホールを隅々まで満たすように流れ、ぼくは今まで感じたことのない豊かな色の空気に包まれていった。
そしてその時も今日のように彼女のそれまでの様々な出来事がぼくの頭の中を回想して行った。
短くも美しい時間だった。
 
我が儘を言わない娘だからこそ、叶えてあげたい願いがあった。
それは、犬を飼うこと。
幼き日からインコを飼っていて、それはぼくら家族がアパート住まいで動物が飼えなかったから。
それでもおしゃべりインコや金魚すくいの金魚、ついでにドジョウまで飼っていて、でもやっぱり犬は諦めきれなくて、、、
 
結局その願いを叶えることができたのは、ぼくが自分の家を建てたときだった。
娘はどんな犬が良いのかとペットショップを何度も巡り、図書館で犬図鑑を借り、あげくに犬占い、などという面白い選択肢まで出してきて、それをぼくに何度も見せて説得を続けた。
そうしてとある日、その出逢いを求め家族皆でドライブに出た。
 
愛犬は文字通り、林家の”愛の犬”になり、家族皆に愛を配り、皆はその愛を返した。
人がペットを愛でること、いや本当は、ペットに人が癒やしてもらうことがそのペットの役割なのではないだろうか。
娘の成長に彼(犬)は欠かせなくなり、その後も様々な場面でセラピーしてもらっていた。
大学受験の時もそう。
心から入りたいと願う大学を見つけたが力及ばず、その時も彼はぼくら親の代わりになって彼女を救い助けてくれた。
その後彼女はその願いに勝るとも劣らない歴史ある大学でキャンパスライフを送ることになったのだが、今度はこのコロナ渦になりすべては一変、我慢を強いられることとなった。
しかしそんな中でも彼女はその大学で自分の居場所を見つけ、 輝きをどんどん増していった。
世の中がテレワーク化されるとそこに馴染むように、そしてそれを思い切り楽しむようになっていった。
そんな愛犬を癒やし、そして癒やされ、その歴史ある校舎で何かが見えたのか、大学卒業を意識し始めた頃、娘は就職活動ではなく自らで見つけたその上の学業への道を一人歩み始めた。
そのチャレンジを親は、いや、少なくてもぼくは何も知らず、しかし今度こそ自分で行きたいところ、やりたいことをGETする!と奮闘し、見事にそれを得ることができた。
初めてやりたいことを見つけ、自らの道を切り開き、その上で学びを続けていく娘の姿は今までより増して大変そうでもあったが、とても幸せそうなのが毎日の顔色でわかった。
親が敷いたレールではなく、親の願いでもない、彼女自身が一人で見つけた学びの道、
そこを歩む姿は勇ましく輝いて見えた。
 
 
 
そんな成長をさせてくれた学び舎を今日卒業した。
そしてこれまた良きご縁を頂くことができ我が娘は世に出ていく。
 
親は誰もが子を思い、その思いを子に託す、
しかし子の人生は、親のエゴなど到底いらないし、通用もしない世界、
ぼくはまだ子離れなどできはしないけど、もう既に一人の大人としての彼女を見ると少しだけ清々しくなる。
 
だからぼくも一歩進もう。
ぼくが娘に願うこと、
それはいつも健康で幸せでいるということ。
幼き日、病を患ったあの数年のように、常に美しい花が咲き続けること難しいことかもしれないけれど、毎日少しでも楽しさがある生活をしてほしい。
そして天真爛漫、ニコニコ笑顔のそのままで生きてほしい。
 
 
 
あなたが生まれてくれたことに心から感謝します。
 
ピアノの上に飾られていたcertificate
ぼくは涙で滲んで見えなかった。
 
 
 
 
 
 
cer
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
投稿者: hayashi 日時: パーマリンクコメントするトラックバック