当時の設計室は、緩やかな陽射しが入る掃き出し窓からバルコニーの外に出ると、目の前には大きな桜の木が何本もあって、ちょうど春の今頃でしょうか、ピンク色が鮮やかな桜が咲き誇り、その花びらが風に乗ってこのお部屋に入ってくるような、それはそれは原宿とは思えないステキな景色が広がっていました。
しかしそれから数年も経たたないうちにその見事な桜の木は伐採され、すぐに大規模な開発が始まり、今ではとんでもない富裕層が住むであろうマンションが建てられました。
そう、時代は移り変わります。
常に失われるものと生まれてくるものとが交差し、新しい価値へと変貌を遂げていきます。
そのバルコニーからの景色はまるっきり変わってしまいましたが、原宿に残るヴィンテージマンションの風格と、我がR&D表参道設計室のアイデンティティーだけはずっと残り続け、ぼくはそれを自分の魂と重ね合わせるように過ごしてきました。
なぜぼくはヴィンテージマンションに拘るのか?
その理由は、それらが持つヘリテージ(遺産)とイノベーション(革新)のバランスが、ぼく自身の考え方や自分の建築様式のベースと完全に合致しているからに他なりません。自然を心底愛してるし、ノスタルジアや思い出、回想、 歴史、そういったものがぼくの人生の根底を流れ、常にそこへのアクセス(感謝)をしているからだと思っています。
新しいR&D表参道設計室は、あの当時、一番入りたかったヴィンテージマンションで、実は20代の若き日からずっと憧れていた場所なのです。ご存知の方も多いと思いますが、ぼく自身の建築の学びの場が渋谷だったので、いつもその帰り道、ファイヤー通りから代々木体育館の坂を上り、途中から右手に見えてくるコープオリンピアの建築にずっと心を惹かれていました。そして坂を上りきった信号の袂で「コープオリンピアでゴール!」といつも独り言を言いながら原宿駅から帰路についていました。
そんな若き日を振り返っていたら、昨年あっという間に創業35年を超えていき、当のぼくも今年60歳を迎えるオッサンへと。何とかここまでやって来れたなと、少しだけ褒めつつも、でもまた新しいランドセルを背負いたい気分でもあるんです。
ここ新しいR&D表参道設計室は、今までオハナの皆さんに行わせて頂いた数々のご対応をメニュー化して提供する場所であり、それを建築に落とし込んでいくR&Dの場所として新しく再定義しました。
『え?何のことだ?』と思われるかもしれませんが、皆さんと最初にお会いしたときにした数々の会話のことです。
これから住まいづくりを考えていて、それは新築もリフォーム・リノベーションもしかり、まだエムズデザインをよく知らないし、まだ私たちに託すと決めていない”住まいづくり迷い子さん”達へ向けて、「住まいづくりで本当に大切な事は、すべてあなた自身の中にあるのです、必要なことも優先順位も全部、あなた自身が持っているんです」ということをお伝えする場所にしたいと思っています。
ぼくがずっと言い続けている”人間中心設計”(HCD)を更に掲げ、それはオハナの旗と同時に、あなたのような家づくり成功者をもっともっと増やしていきたいと思っていますし、そんな迷い子さん達を救っていきたいと本気で思っています。
住まいづくりは正解が無い世界なのかもしれません。しかし終わったあとに6〜7割の方が少なからず後悔していることも事実らしいのです。(リクルート社調べ)この現実は、成功した方には全く理解できないことですよね。だからこれからも私たちエムズデザインは生意気ながら、そんな迷い子さん達を、そして困ってる方々を、人生づくりのプロとしてお役にたちたいと思っています。
改めまして、
オハナの皆さまへ
ぼくはいつもあなたに逢いたいと思っています。
1965年竣工のこのヴィンテージマンション、コープオリンピアにぜひ遊びに来てください。
エムズデザインはこれからもずっとAuthenticでおりますので。
新しい住所はこちらになります。
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150-0001
東京都渋谷区神宮前6−35−3 コープオリンピア 405号
JR原宿駅、東京メトロ明治神宮前駅から徒歩1分
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:追伸:
55という数字で思い出すのは、、、
コント55号
松井秀喜55
エンジェルナンバー55は、新たなステージへの変化
あと、、、
マッハGOGOGO
GOGOと言えば郷ひろみ…なぜか時々似ていると言われます💦
なぜ?












































