地鎮祭
2018/06/04 Posted by: カテゴリー:Genba Diary
こんにちは。PRの茶木です。
私は自分の子どもが生まれてから、
日本の伝統行事に関心を持つようになりました。
どんな意味があって、伝わってきた儀式なのか。
とても興味深いです。
先日エムズデザインでは、リノベーション工事着工に際して
地鎮祭を執り行いました。
地鎮祭とは、その土地の神を鎮め、
土地を利用させてもらう許しを得るための儀式です。
本来、土地は神様のものであり、
人間が土地を借りて家を建てさせてもらっている
という考えが古くから伝わっているそうです。
また、工事の安全と家の繁栄を祈願するという意味合いもあります。
地域や宗派によって内容は異なると思いますが、
以下は全てエムズデザインで行わせていただいた地鎮祭の例を取り上げています。
このような祭壇を準備します。
お供え物は、米、酒、塩、海の幸(魚、昆布などの乾物)、
山の幸(果物)、野の幸(野菜)をお施主様でご用意していただきます。
御幣を大根にさしたもの。インパクトありますよね。
儀式の最中、ここに塩、米、酒を盛ってお清めをします。
リノベーションの場合は室内で行いますが、
新築の場合は、下の写真のように真っさらな土地に地縄を張り、
その中で儀式を執り行います。
「四方祓」という儀式では、地縄の四隅、
あるいはリノベーションの場合、
家の内側四隅・外側四隅・各部屋に塩、米、酒を撒いて清めます。
結構大胆に撒くんだ!という印象でした(笑)
お施主様のお子様たちも積極的に参加してくれます(^^)
子ども達に日本の伝統を伝えていくのは、とても大切なことですね。
新築の場合は、盛り砂に鍬(スコップで代用可)を入れて、
「エイ、エイ、エイ」と声をかけながら行う儀式もあります。
伝統儀式は時に疎まれることもありますが、
古来から伝わってきたことには、
やはり大事な意味があるように感じます。
堅苦しく考えなくていい。
地鎮祭が始まる前、社長の林からは
「リッラクスして行いましょう」と声がけがありました。
祭壇があって、住職さんが来られて、となると、
どうしても肩の力が入ってしまいますが、
みんなで楽しく、思い出に残る行事になれば。
時代に合わせて少しずつ形を変えながらでも、
途切れないよう、伝統を伝えていきたいなと思いました。
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