壁の仕上げで変わる、住まいの印象
2026/07/28 Posted by: カテゴリー:Genba Diary,misato_diary
みなさんこんにちは。設計部の紺野です。
今回は、壁の仕上げの種類についてご紹介します。
住宅の壁仕上げというと、ビニルクロスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実際に新築住宅やリフォームでも広く採用されており、色や柄のバリエーションが豊富で、お手入れもしやすいことから人気の仕上げ材です。
他にもクロス以外に、壁の仕上げ材料には「塗装」や「左官」といった選択肢があります。
まず「塗装」は、下地の上から塗料を塗って仕上げる工法です。
先日工事を終えた、私たちのオハナ(お客様)であり経営者でもあるA様のオフィスラウンジでは、当社のブランドコンセプト「プロフーモ」をもとに空間をデザインし、天井・壁ともに塗装仕上げを採用しました。
塗装仕上げは、クロスのような継ぎ目がないため、お部屋全体がすっきりとした印象になり、シンプルで洗練された空間になります。
また、光の当たり方によって繊細な陰影が生まれ、空間にやわらかな表情や奥行きを与えてくれます。
一方で、漆喰や珪藻土などの「左官仕上げ」は、職人がコテを使って仕上げるため、独特の質感や素材感を楽しむことができます。
塗り方によって表情が変わるため、同じ材料を使用しても世界に一つだけの仕上がりになります。
自然素材ならではのあたたかみ、質感があり、ナチュラルテイストの住宅やリノベーションとの相性も良い仕上げ材です。
このように、それぞれに特徴があり、どれが正解というものではありません。
ビニルクロスはコストやメンテナンス性に優れ、塗装はすっきりとした上質な空間づくりに適しています。
また、左官仕上げは素材感や手仕事ならではの風合いを楽しむことができます。
実際の設計では、ご予算やお手入れのしやすさだけでなく、お住まいになる方がどのような空間で過ごしたいかを伺いながら仕上げ材をご提案しています。
壁はお部屋の中で最も大きな面積を占める仕上げ材です。だからこそ、素材を少し変えるだけでも空間の印象は大きく変わります。ぜひ、クロスだけでなく、さまざまな選択肢に目を向けて、ご自身らしい空間づくりを楽しんでみてください。



