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Mina's column

小さな家族

ミニチュアシュナウザーの幼犬が我が家にやってきたのは、5年前の暑い夏の日でした。
 
真っ黒で小さくて、くるくる回って、ただただ可愛いその彼は、その日から我が家のアイドルになりました。
それまで飼ったことのあるペットといえば、ハムスターやめだかくらいで、犬を迎えるということは共働きの我が家にとって、とても大きな決断でした。
 
それでも、息子たちが成長し手がかからなくなったこと、皆でお世話ができる環境になったことなどを考え、一大決心で迎えることになりました。
 
彼の名は「アポロ」。
宇宙が大好きな息子たちが、初めて月に行った宇宙船「Apollo11」から名付けました。
後から、ブリーダーさんからいただいた血統書を見ると、なんとお父さんの名前が「コスモノート(宇宙飛行士)」お婆ちゃんの名前が「コスモス(宇宙)」と、宇宙の名前がついているではありませんか!
「アポロが我が家にやってきたのは偶然じゃないのかもねー」と、家族皆で不思議な縁を感じました。
 
そんなアポロは、どちらかと言えば、おっとり型というよりもやんちゃで腕白なタイプ。
いつも家の中を走り回りいたずらをしては、私が大切にしているカール・ハンセンのソファの脚をカジカジ、Yチェアの足をカジカジ…それでも可愛くて怒れません。
この5年間は家族の中心にはいつもアポロがいて、皆を幸せな笑顔にしてくれて、この上ない癒しと喜びを与えてくれています。
 
 
時に、打ち合わせや現地調査でお客様の家へお伺いすると、小さなご家族にお会いすることも多くあります。
わんちゃん、猫ちゃんに始まり、うさぎ、かめ、熱帯魚に小鳥と、実に様々なペットちゃんたち。
 
もうそれはそれは可愛くて、ついつい仕事も忘れてペット談義に花を咲かせます。
代表の林をはじめ、エムズのスタッフにも、愛犬家、愛猫家、お魚好きや、虫好きなど…動物愛好家が多くいますので、
必ずと言っていいほど、お話が盛り上がるのです。
 
そうして出来上がるお家は、もちろん人間だけでなく、小さなご家族にも優しいお家。
わんちゃんが歩くところは、なるべく滑りにくい床に…
ここに、猫ちゃんが外を眺められる窓があると良いよね
お魚たちが日に当たらない場所に水槽の位置を設定して、水も変えやすいように
敏感なうさぎちゃんのスペースは、テレビから少し離れた静かな場所に
 
などなど、常に彼らの居心地と習性を考えて、安全かな?快適かな?と色々頭を悩ませます。
ある時は、階段をわんちゃんが登りやすい緩やかな傾斜に設計したり、猫ちゃん用の通り抜けドアを取り付けたり…
そしてお引渡し後、想像した通りにそこを通ってもらえたと伺った時には、心の中で小さくガッツポーズです!(いえ、実際に大きくガッツポーズをしています笑)
 
空気がきれいで、寒暖差が少なく、本物の素材に触れられるような、人にとって快適なお家の良さを、小さな生き物たちは私たちよりももっと敏感に感じているはず。
 
どんなに小さくてもその命の重さと愛おしさを知っているから、お家づくりの時には住む人と同じように大切に考えたいと、アポロの甘え顔を見ながら、さらに思いを強くします。
 

 

 

 

 

【設計ラインナップ】
#二重断熱の北欧住宅《モアナチュア》
#高級住宅ハイクラスライン《プロフーモ》

 

 

 

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