みなさま、こんにちは！PRのakです。
つい先日、中古住宅を購入されてリノベーションをしたお客様のお住まいが完成しました。
 
私たちがお客様と初めてお会いしたのは中古物件の内覧現場でした。
とはいえ、それよりも前から、私たちのことをずっと気に留めてくださっていたそうで、
「リノベーションするなら、この会社に」と思ってくださっていたとのこと。
 
初めてお問い合わせをいただいたときのメッセージが、今も心に残っています。
 
「これは時が来たのでは？と思いました。
そしてリノベーションをお願いするなら御社にお願いしたいと…
失礼を承知ながら、リノベーション前提で一緒に見学に行っていただけませんか？」
という、相手を思いやる文章からにじむ誠実さ。
 
まだお会いする前の段階で、こんなにも丁寧に、そして私たちを信じて相談してくださったこと。
メッセージを読んで、思わず画面の前で背筋が伸びました。
 

実は当社が掲げている「7つの約束」の一つめは、
「私たちは、まずあなたを信頼します。」
という言葉。
 

この言葉は、どのお客様にも必ずお伝えしたい私たちの姿勢です。
けれど今回、私たちが信頼を示すよりも先に、お客様がまっすぐな信頼を寄せてくださいました。
だからこそスタッフ全員が襟を正し、“この思いに全力で応えよう” と心に誓ったのです。
 

私たちができることは何か。
「御社に頼んで良かった。この選択は正しかった。」
そう感じていただくために、いつも以上に心を引き締めました。
 

実際に内覧へ同行した林が開口一番に
「とてもポテンシャルが高い家だったよ」
と言ったのをよく覚えています。
 

立地、日当たり、風の抜け方、地形、周囲の環境、そして家そのものがもつ可能性。
林は現地に立ったときの“感覚”をとても大切にしています。
そして林が一発OKを出す物件は、実はそこまで多くありません。
 

「この方が、この家で、この先何十年も安心して暮らせるだろうか？」
その問いに誠実に向き合い、気づいたことはすべて正直にお話しするようにしています。
だからこそ「ここはお勧めしません」とお伝えすることもあるのです。
 

でも今回は、お客様が言われた
「これは時が来たのでは？」
という感覚と、林の判断が見事に一致していました。
 

「あ、この流れはきっといい家になる」と感じた瞬間でもありました。
 

奥様は以前から Pinterest で、心ときめくお部屋の写真を集めていらしたそうです。
ご主人のお仕事柄もあって、ご夫婦そろって北欧の国々がお好きとのこと。

「ちょっと恥ずかしいんですけど…」と照れながら見せてくださったそのコレクションには、
北欧の温もりあふれる海外のお部屋のイメージがずらりと並んでいました。
 

「もともとお部屋のイメージ集めが好きなんですけど、
いつかこんなお家にしたいなぁと思って、たくさん保存してあるんです。」
 

と話されていた“いつか”が、今回ついに現実となったのです。
 

【リフォーム＝家の力×暮らす人の力】
これは私たちが大切にしている考え方です。

「リフォームとは、その家がもともと持っているポテンシャルを最大限に引き出すこと。」と林。
家の力と、そこで暮らすご家族の力。
その二つが掛け合わさったとき、初めて、よりよい暮らしが生まれます。
 

今回のお住まいもまさにその象徴。
お客様の想いと家のポテンシャルが重なり、世界でひとつだけの住まいが誕生しました。
 

お客様がくださった信頼に応えたい一心で、私たちは誠実に取り組んでまいりました。
そして迎えたお引き渡しの日。
お客様の満面の笑顔が何よりのご褒美でした。
「御社にお願いして良かったです。」
その一言は、この仕事をしていて最も心が満たされる瞬間です。
これからも精進して参ります。
 

さらに、今回のリノベーションの見どころのひとつが、
私が子どもの頃から憧れていた「ヌック」。
 

北欧がお好きなお客様にもぴったりの、小さな居心地のいい場所です。
次回は、このヌックについて綴りたいと思っています。
ぜひ続きも読んでいただけたら嬉しいです。